鬼神様と××しました
「でもお前の趣味変わってんな」

「へ?」


変わってる?



源喜さんは河田くんを見ながら、苦笑いをした。

私も河田くんに目をやった。





「………………っ!!!」


集団の中に、河田くんがいない。

そのオマケに…真ん中に変な人がいる。




「げ、源喜さん……あれって…」

「…河童(かっぱ)だな」


うっそーーー!!



源喜さんと手をつないでいる状態なので、私は今、妖怪が見えている。

さっきあの集団の真ん中にいたのは、間違いなく河田くんだったのに…

その河田くんの正体は、河童!?




「アハハハ♪」


楽しそうに笑う河田くん。

でも、どこからどう見ても、河童が楽しそうに笑っている…


私はショックで言葉を失っていた。

好きな人が河童だったなんて…この世にそんな人がいただろうか…(汗)



「お前の好きな人も、妖力がそんなに高い方じゃねえな。だから人間を食ったんだろう…」

「………(泣)」

「今じゃ、川で生活すんのは厳しいからな…人間界に来た方が楽か」

「………(泣)」
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