Tea Time

「これでも、一応、先輩だから……後輩には甘えられないし……」

はにかんで、消え入りそうに呟く彼女。


「甘えさせていただいてます」

とっさにいつもの調子で返したが、心臓が飛び出しそうに高鳴っていた。
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