Tea Time

彼女と別れて自転車をこいでいても、目に浮かぶのは、さっきの彼女の儚げな表情だけだった。

10時を回っていたが、ちゃんと帰れただろうか。

地下鉄の駅まででも、送っていくべきだったか、そんなことを考えていると、よく眠れなかった。
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