Tea Time

料理が運ばれてからも、俺はしゃべり続け、彼女はずっと笑いっぱなしだった。

今夜、つい、彼女を誘ったのは、あの夜と同じ、憂いを秘めた顔を見てしまったからだ。

話を聞くだけで良ければと思っていたが、楽しそうに笑っている彼女を見ていたら、触れない方がいいような気がして、切り出せずにいた。
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