Tea Time

夜の10時だったが、数組のカップルが並んでいた。
ファッション・テナントビルの最上階から乗り込むようになっている。


やがて、俺達の順番が回ってきた。
係の人がボックスの扉を開けて、彼女が先に乗り込む。
俺は、彼女の向かい側に座った。


「やっぱり、観覧車って、こうやって座るのが、普通なのかな?」


彼女が突然、わけのわからないことを聞く。
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