あたしと君と先輩と



あれは、俺の中学最後の公式戦の日のこと。



俺は、その前の日から緊張しすぎて寝ることが出来ず、大会当日に寝坊してしまったのだ。





そして俺は、急いで駅まで走った。




だけど、駅に着いて切符を買おうとしたその時、財布を忘れたことに気づいた。



でも、次の電車に乗らないと絶対大会に間に合わなくなる。




そうやって、困ってた時、そんな俺に声を掛けてくれたのが彼女だったんだ。





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