先生の「特別」にしてくださいっ!
この学校は広いから、
パンフレットを見ても場所がわからなくて
兄貴は迷っていたらしい。
俺が案内して、
なんとかギリギリ開演に間に合った。
「守も、見ていくの?」
「いや…俺は…」
仕事が入ってる時間までは
まだかなりあるけれど、
…音楽、詳しくないし。
もう少し他のところも見て回ろうかな
とも思っていた。
だけど、
思わず貰った手元のパンフレットを見て…
《エポニーヌ ・・・ 高1 滝野 凛》
「滝野!?」
滝野、出てんの?
「あれ?知らなかったの?
凛さんも出てるらしいよ?」
知らねえよ。
あいつ、合唱部だったのか?
「やっぱり、見ていきます。」
と答えてしまった。
パンフレットを見ても場所がわからなくて
兄貴は迷っていたらしい。
俺が案内して、
なんとかギリギリ開演に間に合った。
「守も、見ていくの?」
「いや…俺は…」
仕事が入ってる時間までは
まだかなりあるけれど、
…音楽、詳しくないし。
もう少し他のところも見て回ろうかな
とも思っていた。
だけど、
思わず貰った手元のパンフレットを見て…
《エポニーヌ ・・・ 高1 滝野 凛》
「滝野!?」
滝野、出てんの?
「あれ?知らなかったの?
凛さんも出てるらしいよ?」
知らねえよ。
あいつ、合唱部だったのか?
「やっぱり、見ていきます。」
と答えてしまった。