先生の「特別」にしてくださいっ!
「…ソロ、感動した。」
触れるべきか、悩んだけど、
素直に感想を述べた。
…見ると滝野が顔を真っ赤にしている。
やっぱり…
やっぱり…
あの時のお前は…
でも、そんなのは俺の希望だ。
「本当に高校生か?って思うくらい
上手くて、プロみたいだった。」
そうだ。
滝野の歌が上手かったから…
俺はエポニーヌに感動しただけだ。
「ありがとうございます。
そんなに褒められたら、
照れちゃいます。」
あ………
久々に間近で見る、滝野の笑顔。
今、俺にだけ向けられた滝野の笑顔。
滝野…
お前がどう想ってても、俺は…
「俺がマリウスだったら、
絶対に振り向くだろうな!」
俺はお前に、
あんな切ない表情をさせたくない!!
「そんなマリウスだったら、
エポニーヌはきっと…………
いや、エポニーヌはあれでも十分、
幸せでしたね。」
っ!!!!!
お前もなのか!?
お前もエポニーヌと一緒で、
想いが伝わらなくても幸せなのか?
俺は嫌だ!!!
もしもお前が俺の思っている通り、
俺のことが好きで、
だけど、俺と同じように、
その想いを伝えることができないと
思っているのなら。
そんなに辛いことはない!
と思っても…
今の俺にはどうすることもできない…
お前と俺とのこの距離を…
どうしたら埋めることができるのか…
今の、俺には…
わからない。
触れるべきか、悩んだけど、
素直に感想を述べた。
…見ると滝野が顔を真っ赤にしている。
やっぱり…
やっぱり…
あの時のお前は…
でも、そんなのは俺の希望だ。
「本当に高校生か?って思うくらい
上手くて、プロみたいだった。」
そうだ。
滝野の歌が上手かったから…
俺はエポニーヌに感動しただけだ。
「ありがとうございます。
そんなに褒められたら、
照れちゃいます。」
あ………
久々に間近で見る、滝野の笑顔。
今、俺にだけ向けられた滝野の笑顔。
滝野…
お前がどう想ってても、俺は…
「俺がマリウスだったら、
絶対に振り向くだろうな!」
俺はお前に、
あんな切ない表情をさせたくない!!
「そんなマリウスだったら、
エポニーヌはきっと…………
いや、エポニーヌはあれでも十分、
幸せでしたね。」
っ!!!!!
お前もなのか!?
お前もエポニーヌと一緒で、
想いが伝わらなくても幸せなのか?
俺は嫌だ!!!
もしもお前が俺の思っている通り、
俺のことが好きで、
だけど、俺と同じように、
その想いを伝えることができないと
思っているのなら。
そんなに辛いことはない!
と思っても…
今の俺にはどうすることもできない…
お前と俺とのこの距離を…
どうしたら埋めることができるのか…
今の、俺には…
わからない。