ふわふわ王子とツンデレ姫 ~王子と姫の恋愛日記~
一生懸命走った

「葵っ」

お母さんの声を聞いて、私は今どこにいるのかやっと分かった

私がいたのは道路の上、そして、白い車が迫っていた

気付いたときには誰かに突き飛ばされていた

ブレーキの音と男の声、そして…

「おかあ…さん?」

お母さんはどこ?

顔を上げるとお母さんが倒れていた

「お母さんっ、お母さんっ!!!!!!」

返事はこなかった







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