病める仔猫と強気な狼
「名前なんてないとさ」

「は?」
そんな、睨まなくても。いいじゃないか、黒よ。

「お前、一人なんだろ?俺のところにこないか?」

「「「は??」」」

「おい、龍正気か?」
おっ、新キャラ登場。緑の髪・・・。パネェ!
名前は、緑茶めがね。

おっと、myワールドに入ってた。
よくあるんだよね、普段の自分を隠してすごすから。

でも、黒の言うことは受け入れられない。

「無理だよ。」

もう、金髪CHARA男通すの、めんどくさいから黒に直接言った。

「どうしてだ?、お前、ホントは、こんなに暗い奴じゃないんだろ?
明るくて、馬鹿みたいなやつなんだろ?」

Baka??まぁ、いいや。

「…勝手なこと言わないで!」

「お前の目死んでるぞ。お前は、ずっと一人なんだろ?」

なんで??この人。  初対面なのに。







「もう、ひとりがいい。ほっといて。」

「じゃあ、何で泣いてる?」

「えっ・・・。」
私の眼からは、大粒の涙がとめどなく流れていた。
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