イジワルなキミの隣で


「萌絵‼︎ちょっといい?」



朝、いつものように学校へ行くとすごい勢いで玲奈が私の腕を掴んだ。



「お、おはよ。どうしたの?」



玲奈は有無を言わさず私の腕を引っ張って廊下まで出た。



カバンを置く隙も与えられずに、玲奈に引っ張られるがまま。



「ちょ、ちょっと玲奈?どこまで行くの?」



グイグイ引っ張られ階段を上がる。



そして連れて来られた場所は屋上。


< 222 / 420 >

この作品をシェア

pagetop