【完】お嬢様と執事
「沙羅??」



「護ってくれてありがとう!」



俺は護ってないよ…護ったのは屋敷の人間だよ…



そう言いたい。



でも、悔しくて涙しか出でこない俺は沙羅の腕をほどいて逃げた。



こんな、かっこ悪い姿見せたくない。



なのに、沙羅様は俺を捕まえて言った。



「マコトが居てくれたからここにいるんだよ。」



あなたの笑顔で俺は救われた。



これから強くなろう、そう心に決めた。



命をかけて君を護ると…



その時手を繋いで沙羅のお父さんのところに向かったよね。



たぶん、その時親父に撮られたんだ。



泣いてる俺をクスクス笑う親父に…



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