【完】お嬢様と執事
でも、これでいいんだ。



傍に居られるなら…



だけど、沙羅様が言った。



本当にそれで後悔しない?



本当にそれで沙羅様は幸せ?



そんなこと言われたら俺は沙羅様のこと奪いに行くよ?



それでもいいんだよな?



「私は…私はッ!それが嫌なの!」



「沙羅様…」



「沙羅様なんて呼ばないでッ!お願いだから昔みたいに沙羅って呼んでよ!!」



沙羅は、ちゃんと俺にぶつかってきた。



なら、俺も応えてあげないといけない。



「沙羅…は、俺と居て幸せ?」



「うん…」



「沙羅は俺の事好き?」



「大好きだよ…」



俺は精一杯沙羅を抱きしめた。


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