シェアハウスのミュージシャン




ピーンポーン


「はぁ〜い。」

光「おっ邪魔しまーす!!」

「本当に来たんだ…」

光「当たり前〜。当たり前ー。」

「もー。まぁ、中入って。」

光「うん。入れていれて。」



「なに飲む?」

光「サイダー。」

「はいはい。」


「もー。光見た目は、カッコカワイイ女子なのに、中身は図々しいよね。」

光「それを言うなら沙織は。」

「なっ、何?」

光「やっぱり、いいや。」

「えー!なんで!」

光「いや。鈍感になに言っても無駄だなって思って…」

「ちょ、鈍感って、、、」

光「まぁ、話変えるけど…

いつから、一緒に住んでたの?」

「一緒にっていいか、シェアハウスね。
うーん。あの、カラオケに行った日ぐらい…」

光「あの3年の最初らへんで行った?」

「うん!あの時にボーカルに誘われたでしょ?そこから、一緒に…」

光「〜〜〜!知らなかった〜。」

「ごめんごめん。言う機会が無くてさ。」


光「もー。とりあえず、寝よ。」

「えっ!ちょっ何してるの?」

光「何って、布団の用意。ほら、早く寝よう!」

「…」

光「あ!私今日泊まってくよ!!」

「…だよね〜。」
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