璃琥―riko―
「あのね、なにかしたかった……じゃないな…そうそう!どこか行きたかったんだけど忘れちゃったの!!」
そんな愛の返事に呆れた視線を送る來夜。またいつものかよ…と呟いた気がするのは放っておこうではないか。
そうして、來夜は溜め息をついて口を開いた。
「学園長室じゃないのか?」
「あ、そうだった!!」
あははと笑う。
それは自然な笑顔ではないが。
「どうせ、『また』迷子にでもなったんだろ……ちょうどいい。俺も学園長に呼ばれていたから一緒に行くぞ。」
……気のせい…じゃないね。
またをわざと強調したな……。
仕方ないではないか。いつの間にかどこにいるか分からなくなるんだもん。
きもちよさそうな所やお気に入りスポットならすぐに着くんだけどなぁ……
意識的な問題じゃないのって前おかあさんに相談したら笑って言われたな。
そのときのおかあさん、なにかを思い出してる表情をしていた……
その表情は……キラキラと子供のように輝いていて私は好きだった。
「よし!早く行こうではないか!」
いきなりテンションが上がった愛がさっさと行こうとする。
ちなみに、自分の
「おい、そこ左じゃない。
右に行くんだ……」
方向音痴の自覚無し。
そんな愛の返事に呆れた視線を送る來夜。またいつものかよ…と呟いた気がするのは放っておこうではないか。
そうして、來夜は溜め息をついて口を開いた。
「学園長室じゃないのか?」
「あ、そうだった!!」
あははと笑う。
それは自然な笑顔ではないが。
「どうせ、『また』迷子にでもなったんだろ……ちょうどいい。俺も学園長に呼ばれていたから一緒に行くぞ。」
……気のせい…じゃないね。
またをわざと強調したな……。
仕方ないではないか。いつの間にかどこにいるか分からなくなるんだもん。
きもちよさそうな所やお気に入りスポットならすぐに着くんだけどなぁ……
意識的な問題じゃないのって前おかあさんに相談したら笑って言われたな。
そのときのおかあさん、なにかを思い出してる表情をしていた……
その表情は……キラキラと子供のように輝いていて私は好きだった。
「よし!早く行こうではないか!」
いきなりテンションが上がった愛がさっさと行こうとする。
ちなみに、自分の
「おい、そこ左じゃない。
右に行くんだ……」
方向音痴の自覚無し。