始まりは恋の後始末 ~君が好きだから嘘をつく side story~
「こんばんは~」
私もおばちゃんの顔を見ると笑顔になる。
「健吾くんから予約の電話をもらっていたから、奥の席に用意してあるわよ」
「はい」
おばちゃんが誘導してくれた奥の席には4人分の箸やお皿が並べてある。
みんなが来たことが分かるように奥側の席に座ると、おばちゃんは温かいおしぼりを手渡してくれたのでお礼を言って受け取った。
「ありがとうございます」
「咲季ちゃんはお仕事どう?」
「ボチボチです」
笑って答えると「頑張ってるね」と柔らかい笑顔を見せてくれた。
ああ・・おばちゃんの笑顔には癒されるなぁ~と感じていると、「みんなも何時に来るか分からないし、先に何か飲んでおくかい?」と聞いてくれた。
「じゃ~飲んじゃおうかな?ライムサワーお願いします」
「はいよ、ちょっと待っていてね」
そう言うと厨房に下がっていった。
サワーを待っている間に楓へ『今、美好に着いたよ』とメッセージを送ると、すぐに『駅で健吾と合流したので、これから美好に向かいます』と返信されてきた。
おいおい山中くん、駅まで迎えに行きましたか。
そういえば会社でもいそいそと帰り支度して、出て行ったものね。
会社から美好と駅は反対方向なのに甘々だね~っとにやついていると、おばちゃんがライムサワーを持ってきてくれた。
私もおばちゃんの顔を見ると笑顔になる。
「健吾くんから予約の電話をもらっていたから、奥の席に用意してあるわよ」
「はい」
おばちゃんが誘導してくれた奥の席には4人分の箸やお皿が並べてある。
みんなが来たことが分かるように奥側の席に座ると、おばちゃんは温かいおしぼりを手渡してくれたのでお礼を言って受け取った。
「ありがとうございます」
「咲季ちゃんはお仕事どう?」
「ボチボチです」
笑って答えると「頑張ってるね」と柔らかい笑顔を見せてくれた。
ああ・・おばちゃんの笑顔には癒されるなぁ~と感じていると、「みんなも何時に来るか分からないし、先に何か飲んでおくかい?」と聞いてくれた。
「じゃ~飲んじゃおうかな?ライムサワーお願いします」
「はいよ、ちょっと待っていてね」
そう言うと厨房に下がっていった。
サワーを待っている間に楓へ『今、美好に着いたよ』とメッセージを送ると、すぐに『駅で健吾と合流したので、これから美好に向かいます』と返信されてきた。
おいおい山中くん、駅まで迎えに行きましたか。
そういえば会社でもいそいそと帰り支度して、出て行ったものね。
会社から美好と駅は反対方向なのに甘々だね~っとにやついていると、おばちゃんがライムサワーを持ってきてくれた。