チャラ男とちょうちょ
目が覚めたのは、薄暗かった裕貴の部屋に明るい光が十分に差し込んだ頃。
隣を見ると、裕貴が寝ていた。
あたしは裕貴を起こさないように携帯を バックから出して見たら、もう14時だった。
結構眠ってしまったようだ。
仕事用の携帯も確認するとお客様から何通かメールがきていた。

すると、横で裕貴が目を覚ました。

「ごめん、起こしちゃった?」

「ん、大丈夫…それより…」

そう言って裕貴はあたしを引き寄せるとキスをした。
そのキスが、だんだん深くなっていく。

「ん…っ」

思わず息が漏れた。
裕貴は、そのままあたしの服の中に手を入れた。
あたしの太ももに、固い感触がする。
裕貴はあたしの足の指まで丁寧に舐めた。
もうこれが最後だと決めているせいなのか、裕貴に触れられる度、体が甘く痺れる。
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