黒愛−kuroai−
立ち上がり、着ている服をバサバサ脱ぎ捨てる。
裸になった私は、彼をベットに誘う。
「最後にもう一度抱いて下さい。
それがお願いです。
願いを叶えてくれたら、“今の関係”をすんなり終わらせてあげます。
ね、簡単でしょ?」
「… 気分じゃないし、立たねぇよ…」
「大丈夫。
私が元気にしますから」
彼の服を全て脱がせ、ベットに仰向けに寝かせる。
“立たない”と言っていた癖に、私の手の中ですぐに元気になる。
十分に元気になったところで、彼が枕元の避妊具の箱に手を伸ばした。
それをサッと奪い取る。
中から一つ選んで取り出し、包みを破った。
「柊也先輩は何もしなくていいです。
コレも私が付けてあげます。
先輩は目を閉じ、ただ気持ち良くなって下さいネ」
彼の上に跨がり、腰を振る。
私に言われた通り、目を閉じ、快感だけを追う彼。
やがて呼吸が乱れ、甘く呻き、私の中に熱い欲望をタップリ吐き出した。