彼女の恋~小指の赤い糸~


気がつくとベッドの上に寝ていた。
光がカーテンから漏れていて朝なんだと分かった。


記憶は直ぐに戻り隣を見ればぐっすりと眠っている主任がいて。


幸せだって思えた。
主任と結ばれた事が凄く嬉しくて胸にグッと来るものを抑えられず両目からジワリと涙が滲んで来てポロリとこぼれた。


気持ちがなくて抱かれるのとちゃんと想える相手に抱かれるのとでは全然違った。



主任とずっといられたら良いのに……。


横向きに寝ている主任の背中にそっとすり寄った。


すると主任がもぞもぞと動いて向きを変えようとした。


まずい起こしちゃった。



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