彼女の恋~小指の赤い糸~
「私……課長と話さないと……だから今日は帰って下さい」
「帰らないって言った筈だけど?
課長と話したいなら直ぐにここに呼べよ。
三人で話そう」
それは避けたかった。
ここで、三人でなんて……。
やっぱり無理。
冷静に話しが出来るなんて思えない。
「なぁ?
課長、呼ばないの?」
首を振った。
「課長とは二人で話します」
私をじっと見る主任の強い視線に曲げるもんかと見返すと……。