彼女の恋~小指の赤い糸~
「本当に中島さん?」
主任は歩きながら意味の分からない質問をしてきた。
「は?
急に何ですか?」
「いつもの強気な中島さんじゃないから、確認したくなってさ」
いつもと違っているのは服装だけで口を開けば普段と変わらない。
やっぱり横にいるのは、相変わらず憎たらしい事を言う主任。
いつもの私じゃなくて悪かったわね!
これ以上、不快な思いをしないように、この後、主任に話し掛けられてもほとんど無視した。