君だけ。

好きって気持ち

今日は、夏休みの宿題提出日。
中倉君との昨日の約束が頭から、離れない。 宿題は運よく、終わっていたものの、昨日だって、寝れなかったし。

気が付くと、いつの間にか教室の前に、いた。
3組…あっ、3組は、中倉君のクラス…だよ。
私は、1組だっ…。
じゃあ、校舎反対側じゃん…
ばかっ、私ったら。

「あれっ?」
頭上から、声がして、振り向くと、中倉君が居た…

わっ…//
近い…

「お、おはよ、ごさいますっ」

うぅ、かんじゃったよ〜…
恥ずかしい…絶対顔赤いよ…//

「おはよっ。あれっ?実音、1組じゃなかった?」
「はいっ、だけど間違えちゃって…」

…変な勘違いされて、無いかな…
早く中倉君に会いたくて来た…とか。
そんなん、恥ずかしい…//

「へー、そーなんだぁー、可愛いね。」

えっ!?
中倉君は、イタズラに笑って、私を直視する。
うぅ、絶対勘違いされてるよっ//

バカー! 放課後会わなきゃなのに。
これは、逃げるしかないっ。

「す、すいませんっ!」

たったった…
良かった…汗
追いかけて、来てない…
って私のバカー、追いかけくるわけないじゃん。
相手は、からかってるだけなんだから。
< 17 / 22 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop