君だけ。
「おー! 実音じゃん、おひさー(o^^o)」

この声は。
おりえちゃん!
振り向くと、いたのは、ロングヘアーが、お似合いで、スタイル抜群の原おりえちゃんがいた。

「わー、おりえちゃん! 久しぶりだねー(o^^o)」

おりえちゃんは、私の親友で、友達のいない私にとって、おりえちゃんは、大切な存在です!

「うん、すっごい久しぶりだよー、実音たら、全然連絡くれないんだもーん。」

そういって、おりえちゃんは、ぷくっと頬を膨らませた。可愛い、今日もメイクバッチリだ。

「だって、おりえちゃんには、素敵な彼氏がいますからっ。
だってせっかくの夏休みくらい、彼氏と過ごしたいかなーって、思ってね。」

そう、おりえちゃんには、高校三年生の彼氏さんがいるのです。
私たちより、一年、年上でしかも、他校にいる、彼氏さんとおりえちゃんは、なかなか会えないのです。

「ありがとー!実音っ。 だけどメールくらいは、くれてもいいよー?」
「わかってる〜^_^
で、彼氏さんと、どっか行った?」
「うん、行ったよー、映画館に〜、海に〜…」

わぁー、すごいなぁ。 仲良し、ラブラブ…(o^^o)
私は、おりえちゃんの彼氏との話を聞くのが大好き。
だから、私は、それで十分。

「教室で、もっと詳しく教えて(o^^o)」
「うんっ!」
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