恋するほど   熱くなる
私は部屋で詩を書いていた。

チョコレートを頬張って白ワインを口に含み

口の中でチョコレートを溶かした。

着信。『美莉、夏のツアーの前に会いたい。東京公演を観た。君にはいつも最高のパートナーが寄り添うことに嫉妬した。卓巳』

『あなたの腕の中にいる私が一番満たされていることを忘れないで。私の想いは全てあなたのものだと覚えておいて。会いたくて震えているのは私だけかしら?美莉』返信。

< 104 / 105 >

この作品をシェア

pagetop