私の天然彼氏
昼休みになるとすぐに屋上へ向かった。


「お、来たきた。あさひこっちだよ」


悠が手招きする。


「悠!あれ?悠とるー君だけ?」


「おお!今一樹と彼女来るぞ〜」


私の緊張を煽るように言うるー君。


「あさひ、目にクマ出来てる。

具合悪い?」


悠が私の顔を見ながら心配そうにする。


「う、ううん!違うの!

えっとね?…笑わないでね?

新しい友達できるかもって思ったら…

楽しみで眠れなくて。へへっ…馬鹿だよね!」


すると、悠が


「あははっ…あさひ可愛いね?

大丈夫。藍ちゃんはいい子だよ」


…か、可愛い?…藍ちゃん…?
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