可愛くない彼女，

「知ってんで。

可愛くない子って呼ばれてる子やろ？


笑顔十分かわえぇねんけどな。」




「別にいいんですよ、可愛くないし。」



「ネガティブやなぁ～！

俺やったら、可愛いゆわれたら


あら？そんなもん知ってんで。

くらいの言葉はかけるけどなぁ。笑」




あたしが傷つかないように

やさしく言葉をかけてくれてるのがわかる。




「ありがとうございます。」



いつのまにか笑顔で答えてた。




「俺な、前から見ててんで、蛍瑠ちゃんこと。



1人でよぉ～頑張る子やなー。おもててん。」



「そうなんですか･･･。」



「せやで。

せやけどさ、辛そうやねん。



いっつも暗い目してんねん。



せやから、明るくしたらもっとええ表情なるんやろなー
おもてて。


な？もっと明るくなろやっ！」

そういって彼はニカッと笑った。




外見からは想像ができないくらい



素敵な笑顔をしてる人だなー


って心から思えた。