最悪な人生だった
高校に入学すると、みんなに注目された。
次の日、呼び出された。
あの時の光景が頭の中で流れた。
この時私は、援交をやめていた。
「あの!おれ、まだ高口さんのことあんまり知らないけど、一目惚れしました!付き合ってください!」
『ご、ごめんねっ知らない人と付き合うのはちょっと……ごめんね。』
「だ、だよね!ありがと!」
何にも知らない人に好きとか言えるなんて男って怖いよね
ってあたしもかっ
それから何人もの人に告られた。
「ねーねー!高口さん?だっけ?」
『ぇ?』
「あたし山村藍!同じクラス!よろしくね!」
『ぁ、うん、よろしく!』
女の子に話しかけられた。
これがあたしと藍の出会い。
それから私たちは
遊ぶようになった。