鬼上司?と嘘恋から始めるスイートラブ
今、私の手には握りしめさせられた課長の携帯。そして、時刻は九時五十九分。後、一分すればステージに入ればいいのか。本当、課長なのにゲームのイベントを部下に頼むなんて可愛い人。
十時になったので、頼まれてたステージに入ってキャラを選んだ。とりあえず、任務完了。後はホームボタンを押して待ち受けに戻しておくだけ。
でもよく考えたら待ち受け画像とかって勝手に見ていいのだろうか?とはいえこのままゲーム画面にしておいて電池が消耗するのももったいない。とりあえず目を瞑り、待ち受け画面に戻した。
でも気になる。ゆっくりと目を開けてみた。まさか待ち受け画面まで冴子さんだったらどうしよう。そんなことを思いつつ、待ち受け画面を見て思わず、固まってしまった。
携帯の待ち受けに表示されているのはロック解除をパロディにしたもの。上下にロック解除の文字があってそれをスライドするけれど実はどっちも本物じゃない。
「ぷっ、アッハッハッハ!!面白過ぎだよ」
もう笑いが堪えきれず第二資料室の中は私の笑い声が響き渡っていた。
十時になったので、頼まれてたステージに入ってキャラを選んだ。とりあえず、任務完了。後はホームボタンを押して待ち受けに戻しておくだけ。
でもよく考えたら待ち受け画像とかって勝手に見ていいのだろうか?とはいえこのままゲーム画面にしておいて電池が消耗するのももったいない。とりあえず目を瞑り、待ち受け画面に戻した。
でも気になる。ゆっくりと目を開けてみた。まさか待ち受け画面まで冴子さんだったらどうしよう。そんなことを思いつつ、待ち受け画面を見て思わず、固まってしまった。
携帯の待ち受けに表示されているのはロック解除をパロディにしたもの。上下にロック解除の文字があってそれをスライドするけれど実はどっちも本物じゃない。
「ぷっ、アッハッハッハ!!面白過ぎだよ」
もう笑いが堪えきれず第二資料室の中は私の笑い声が響き渡っていた。