やばい、可愛すぎ。


そう、私が御影くんにお昼お弁当を届ける、という約束を小夏ちゃんとした、次の授業。


私はぼおっとしていて、全然聞いていなかったけれど、

学園祭の実行委員決めをしていたらしかった。



御影くん、怒ってるかな……。

とか。

お弁当、いらないとか言われたらどうしよう。

とか。


うううと、眉を寄せながら黒板あたりを睨みつけたまま、そんなことを悶々と考えていた、そのとき。


「───先生、俺実行委員やります」


隣の席から、落ち着いた声が聞こえた。


ふと、そちらに目をやると───確か、水瀬くん……?が、手をあげているのが見える。



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