やばい、可愛すぎ。

「白井さんって」


悶々と考えていると、前に座っている水瀬くんがシャーペンを動かしながら、



「御影くんと付き合ってんの?」





「なっ、ぇ、つ、つきっ……」




つ、付き合ってるって……っ!

思わず顔が赤くなってしまった私は、それを見られるのが恥ずかしくて、すっと水瀬くんが顔を上げた瞬間に、そらしてしまう。


ぁ、う……な、なに露骨にそらしているの私はっ。


こんなの照れてます、って公言しているようなものじゃない。



ますます恥ずかしくなって、片手で耳を隠していると、くすくす小さく笑う声が聞こえた。


不思議に思って顔を上げると、水瀬くんが肩を小さく揺らしながら、


「くすくす、急に顔赤くして。白井さん可愛いね」


「な、かっ……か、からかわないでください」

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