やばい、可愛すぎ。
つーか、誰だよあいつ。
慣れ慣れしく白井に話しかけやがって。
そもそも俺との話中に割ってくんなっつーの。
「……はあ…………あほか、俺は」
いちいちこんなことで腹立てるとか、一体どうしたんだよ俺は。
「サツキーもいっかいー」
隣で俺の服の袖をぐいぐい引っ張って、翔太がテレビゲーム画面を操作し始めている。
ちょうどテレビの右下に、時刻が表示されているのが見えた。
もう6時過ぎ。
なのに、白井がまったく帰ってこない。
時間を確認するたび、頭の中であの気持ち悪いくらいに爽やかな笑みを浮かべた、ミナセクンの顔が思い浮かぶ。