やばい、可愛すぎ。
結局、俺たちは何も言葉を交わすことなく、ご飯を食べて、お風呂に入って。
風呂上り、もやもやとした気持ちが晴れないまま頭を拭きながらリビングに入ると、
白井がテーブルに向かって、何か難しい顔をしているのが目に入った。
勉強でもしてんの?
そう思って、台所に水を取りに行くふりをして、ちらりと横目で見る。
白井の目の前には、『学園祭実行委員予定表』と大きくタイトル付されたプリントが置かれていた。
学園祭実行委員?
思わず首をひねりそうになって、思い出す。
そういえば、あのミナセってやつが言ってた───白井さん、学園祭のことで話があるんだけど。と。
でも、白井は男が苦手なのに……どうして?
もしかして───
「───わっ……み、御影くん……っ」
いきなり声をかけられてはっと我に返ると、白井が恥ずかしそうにプリントを両手で隠しながら振り返った。