やばい、可愛すぎ。
「ごめんね、白井さんこんなことに手伝わせちゃって」
「ううん別に。私も実行委員ですから」
ふとふりかかってくる声にようやく慣れてきた。
私は親しげに笑みを浮かべてくる水瀬くんに、そう返事をして手に持った大量のプリントを教室に運ぶ。
ドアを開けると、もう誰もいない。
しーんと静まり返っていて、不気味にすら思えた。
「あ、ここに置いて」
「……うん」
プリントを水瀬くんの指された机に置いて、私は置いて
今日は何をやるの、と聞こうと振り返った瞬間───
「ねえ、白井さん」
「───っっ」
目の前に、水瀬くんの顔があった。ものの数センチ先に。