やばい、可愛すぎ。


「……そう、だよね。……ごめんね」


しゅん、としょげている白井の姿が可愛すぎて、俺はまたまた吹きそうになってしまう。


悪いけど、もっとからかわせてもらうから。

これはお前が可愛すぎるせいだから、しかたないよね。


冷静を装って、言う。


「もしかして」


「……」


「3日間、俺のためにお弁当作ってきてくれたんだ。ふぅん」


「……っっ!!!」


俺がそういうと、白井はばっと顔を上げてそれからあわあわと口を動かして、

見てて笑いがこみあげてくるほど、みるみる内に、顔が赤く染まっていく。



「な、なっ」


どうしてそれを知ってるの!?とでも言いたげな、不意打ちをつかれた白井の表情は見ていて飽きない。ほんと。



あんな露骨にしょげた顔しておいて、俺が気づかないわけないっつーの。



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