甘い誘惑~Sweet Refrain~
「そうですね。

あの、これ…」

あたしは買ってきたばかりのコンビニの袋を見せた。

「何それ?」

不思議そうな顔で聞いてきた南方さんに、
「ご飯がまだだったらと思って、差し入れを…」

あたしは言った。

「えっ、ホント?

うわーっ、助かったよー!」

南方さんは嬉しそうに言うと、あたしの手からコンビニの袋を受け取った。

「おーっ、結構買ってきたなあ」

デスクのうえに買ってきたおにぎりとサンドイッチを並べながら、南方さんが言った。
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