吸血鬼たちに甘く囁かれて
僕の誘いやお願いをみんなは断らない。


だって、僕かわいいもん☆


「えぇー、そんなに僕と帰るの嫌?」


どおやら彼女の返事は変わらないようで……


「嫌です」


それじゃ、帰ります、とだけ言って祈織ちゃんは生徒会室を出て行った。


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