ニセモノ×初恋=??
すると。

予想以上に急激に顔を真っ赤にした紗英ちゃんがいて。

「えっ、いやっ、私は………」

否定の言葉を口にしているが、明らかに動揺してるとこをみると、好きな人がいるんだろう。

質問したはいいけど、そのあとこの反応にたいしてどう言っていいか迷っていると、

「………一応、いるんです……」

とか細い声で答えてくれた。

「でも、その人には好きな人がいて、とても望みがなくて……」

「ごっ、ごめん、変なこと聞いちゃって!」

ちょっと涙目な感じがして、こっちが慌ててしまう。

「いえ、こちらこそなんかすみません…」

と、またお互いにペコペコしだす。

するとここで昼休み終了の予鈴がなった。

「あ、お引き留めしてすみません。私も移動教室なので失礼します」

と紗英ちゃんが頭を下げた。
< 212 / 558 >

この作品をシェア

pagetop