ニセモノ×初恋=??
「だけどさ…」
「ん?」
「私が児玉くんと話したところで、みんなに付き合ってるふりしてるだけってバラしちゃってるから、今さら付き合ってるフリを再開する必要ないから、あまり意味ない気がするけど」
私がそう言うと、
「……お互い、誤解したままじゃ気持ち悪くない?」
と田神くんが言った。
―――確かにそれはあるかも。
私が考え込むと、
「それにさ、沙菜ちゃん、ちゃんと自分の気持ちに気付いたから、樹とうまく話せないのもあったんじゃない?薫ちゃんのこともあるだろうけど、騙されていた以上に、薫ちゃんと樹が仲良いのをみて、ヤキモチやいたのもあるよね?」
と、核心をついてくる。
「うぅっ……」
「さっき薫ちゃん達のところに行ったとき、俺は向こうは沙菜ちゃんがいたことに気付いてなかったし、俺も薫ちゃん達の話を聞こえてないフリしてきたけど、薫ちゃん、明らかに動揺してたからね。どう反応してくるかな」
「…………」
「俺も樹から全部を聞いてる訳じゃないけど、聞いてる話もある。けどやっぱそれは、俺の口からじゃなくて、樹と沙菜ちゃんでちゃんと話さないといけないと思うよ」
穏やかな顔でいう田神くんは、とてもかっこよかった。
ただチャラいだけじゃなかったと、心の中で誉めてみたが口には出さないことにした。
「せっかく気付いた気持ちなら、樹に伝えてみてもいいんじゃないか?無愛想だとまわりに言われることもあるけど、ほんとは優しいやつなんだよ」
「……うん……」
「……薫ちゃんのことは気にしないでいいからさ」
―――ほんとに、ほんとに二階堂さんが、児玉くんを好きで堪らなそうなのは演技だったんだろうか。
「ん?」
「私が児玉くんと話したところで、みんなに付き合ってるふりしてるだけってバラしちゃってるから、今さら付き合ってるフリを再開する必要ないから、あまり意味ない気がするけど」
私がそう言うと、
「……お互い、誤解したままじゃ気持ち悪くない?」
と田神くんが言った。
―――確かにそれはあるかも。
私が考え込むと、
「それにさ、沙菜ちゃん、ちゃんと自分の気持ちに気付いたから、樹とうまく話せないのもあったんじゃない?薫ちゃんのこともあるだろうけど、騙されていた以上に、薫ちゃんと樹が仲良いのをみて、ヤキモチやいたのもあるよね?」
と、核心をついてくる。
「うぅっ……」
「さっき薫ちゃん達のところに行ったとき、俺は向こうは沙菜ちゃんがいたことに気付いてなかったし、俺も薫ちゃん達の話を聞こえてないフリしてきたけど、薫ちゃん、明らかに動揺してたからね。どう反応してくるかな」
「…………」
「俺も樹から全部を聞いてる訳じゃないけど、聞いてる話もある。けどやっぱそれは、俺の口からじゃなくて、樹と沙菜ちゃんでちゃんと話さないといけないと思うよ」
穏やかな顔でいう田神くんは、とてもかっこよかった。
ただチャラいだけじゃなかったと、心の中で誉めてみたが口には出さないことにした。
「せっかく気付いた気持ちなら、樹に伝えてみてもいいんじゃないか?無愛想だとまわりに言われることもあるけど、ほんとは優しいやつなんだよ」
「……うん……」
「……薫ちゃんのことは気にしないでいいからさ」
―――ほんとに、ほんとに二階堂さんが、児玉くんを好きで堪らなそうなのは演技だったんだろうか。