ニセモノ×初恋=??
美波ちゃん達は私が手を振ったので、それに応えて手を振ってくれたが、相変わらずあっけにとられた表情のままだった。

先ほどアホなやりとりをした井ノ上も不思議そうにこっちを見ている。

私はとりあえず、児玉くんの後ろを着いていく形で教室を出た。




私達が出た後の教室では、

「高倉さん、あれ、どういうこと…?」

「何で児玉くんがかがみんを…?」

「沙菜が言うには付き合うことになったって言ってたけど……」

「あれ………まじだったの…?」

「……………………」
「……………………」
「……………………」

などという、やり取りがあったのはもちろん聞こえるはずはなく。


「うっそぉぉぉぉ!!」
「まじで!?何で!?」

という、廊下まで響く叫び声が微かに聞こえたのみだった…。
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