欲張りでいーでしょ!!!
たまにはイチャイチャしましょう。
紗羅side


『杏ったら!!!ハラハラさせすぎないでよ…もう…』

私は宮沢と杏を準備室にほおりこんで、
独り言をブツブツ唱えていた。


『ったくもーッッ…』

と言って、下駄箱の角を曲がった時…


ドンッ


『キャアッッ』


バサバサッ


先生に取りに行かせるために持ってきた教材が落ちた。


『ん…ッッ!?!?』


上に…男子が乗ってる。



『きゃああああああああッッ!!!//////』


てか、だきしめられてるんですけどぉぉ。


『いってー…』

『し、忍…//////』


顔…と顔の距離…わずか5センチ…ッッ


『あ、れ…紗羅//////』



シーン


な、何この…


甘×甘×ドキ✩モードはッッ!!!///


『ど…どいて///』

『わ、ごめん…』


最近話してないから緊張するんですけど??

ここは、冷静に…冷静に。


『しの…』

バチッ


目がビビビッと合った。



きっと、その時…



私の顔は人生で1番赤かったと思う。


カァァァァァッ////////////


『紗羅…意識してる??』


言葉を出せなくて、コクリと頷いた。

『あー…』

ポンポンッと忍は私の頭を撫でると


ギュッ


『え、ちょっ///』

『やっぱ、水鳥から奪って良かった…
お前、可愛すぎ…』


んなッッ…/////////


抱きしめるとか…は、反則!!!///




でも…この暖かい手を振りほどくなんて選択肢は脳内になくて。

私自信はもっと強く抱きしめるという選択肢をえらんでいた。



『紗羅…渡さねーから。』


『クスッ忍もね??』


幸せ ってこーゆーもん????


だよねッッ✩✩✩


ちょっとだけ…

杏の気持ち分かった!!!…かも。
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