欲張りでいーでしょ!!!
紗羅side


不穏の空気が漂う中、雨は やんだ


忍に....言わなきゃ....!

水鳥に照れてたんじゃないって。
水鳥のことは何とも思ってないって。



『し、忍ッッ』

私が振り絞って出した声。


その声を出した唇は塞がれた



グイッ


『ん....ッッんんん....』


パッ


『し....ッッ』


気づいた時には終わってた


私のファーストキス。


イキナリ手を引かれて、塞がれた唇。
きっと私の顔は生まれて初めてってくらい赤いと思うー....

なんでこんな....ッッ



『我慢出来ない。』


『え....?』


『もう....アイツと紗羅が仲良くしてるとこ見たくねぇ。俺、アイツに妬いてる。///』


ッッー....///


『ごめん、俺 最低だな。
無理矢理キスなんか』

『馬鹿ッッ!!!』

私は怒鳴った


『キスして謝るなんて....
どんだけあほなのよ....』

『さ....紗羅』

ドキドキ

『....ファーストキスなんだから。///
責任....取ってよ』





『....紗羅、』

ドクンッ


『な、なに!?/////////』


『責任取って、結婚する』


『は....?!///』

ドキッ


『責任取って、紗羅と結婚する。』


熱い眼差しに胸は音を立てる


ドクンッ


『馬鹿....』ニコッ

また 2人の唇は重なった


ファーストキスは、
甘酸っぱくてドキドキしかしなかった



『忍....』


『紗羅....』


『ココ、人目がキツイから、
観覧車、行こーぜ。///』


『うん....///』



< 37 / 62 >

この作品をシェア

pagetop