欲張りでいーでしょ!!!
杏side
朝日....!!!
誤解解かないとっっ
私が足を踏み出すと
『待って、笠原』
『岳....』
『俺じゃダメ?』
『え....』
『朝日じゃなくて俺じゃダメ?』
そんなの...ッッ
バシッ
私は岳の頬を平手打ちした
『馬鹿っっ!何があったの!?
岳は....こんなんじゃない!』
私が以前好きだった岳はー....
こんな、こんな....
岳は唇を噛み締めて笑った
『早く、行って笠原』
『....ッッ』
『朝日に、誤解解いてこい』
今にも張り裂けそうな笑顔で私の肩を押すと、岳は
『ごめんな。』
と言ってもう一度笑った。
『あ....ッッ....』
タタタタタタッ
私は走り出した。
岳に背を向けて。
岳の態度も気になるけど....
今は朝日に誤解、解かないとっっ....
『ハァハァ』
見つからない....
もしかしてもう、帰っちゃったの?
ジワッ
目に涙がにじむ
せっかくの初デートなのに....
欲張り....だったのかな?
期待、しすぎたのかな....
涙がツゥーッと頬をつたった。
『あれ、お嬢ちゃん泣いてルゥ?』
ビクッ
『俺が慰めてあげよぉか?』
大人の男....ゾクッ
怖い....
『ほぉら....ね?』
助けて朝日ッッ!!!
ガシッ
『人の女に何してんだよ てめぇ。』
『朝....日....グスッ』
ホンモノ....だ。
『う、嘘だよーチッ』
男は舌打ちして逃げるように去っていった
ホッ
『笠原、!?何で泣いてんだよ!?
アイツになんかされたか?』
グスッ
『馬鹿....。朝日のせいだし。』
『え、俺....!』
朝日は戸惑いながら
『ごめん。もっと早く来てやれなくて』
あほ....。
それで泣いてるんじゃないし。
『私が泣いてるのは....
朝日が私を置いて行っちゃったからだよ。』
『ッッ....それは....ッッ、お前が、
岳とキ....キスなんてしてるから。』
『....あれ、してないから。』
『え?』
『キス、してない。寸止めだから。///』
・ ・ ・
『はぁぁぁ!?』
『朝日の角度からはそう見えたかも知れないけど....してないから。』
朝日は はぁぁぁぁとため息を着くと
『....俺、カッコ悪すぎだろ....///』
朝日は真っ赤にした顔を伏せた
『話があるの!か、....観覧車乗ろう....!!!』
『え、ちょっ』
グイッ
私は朝日の手を引いた
朝日....自分ばっか責めないでよ....
私だって、カッコ悪すぎるんだよ?
だからー....それを伝えなきゃ!!!///
朝日....!!!
誤解解かないとっっ
私が足を踏み出すと
『待って、笠原』
『岳....』
『俺じゃダメ?』
『え....』
『朝日じゃなくて俺じゃダメ?』
そんなの...ッッ
バシッ
私は岳の頬を平手打ちした
『馬鹿っっ!何があったの!?
岳は....こんなんじゃない!』
私が以前好きだった岳はー....
こんな、こんな....
岳は唇を噛み締めて笑った
『早く、行って笠原』
『....ッッ』
『朝日に、誤解解いてこい』
今にも張り裂けそうな笑顔で私の肩を押すと、岳は
『ごめんな。』
と言ってもう一度笑った。
『あ....ッッ....』
タタタタタタッ
私は走り出した。
岳に背を向けて。
岳の態度も気になるけど....
今は朝日に誤解、解かないとっっ....
『ハァハァ』
見つからない....
もしかしてもう、帰っちゃったの?
ジワッ
目に涙がにじむ
せっかくの初デートなのに....
欲張り....だったのかな?
期待、しすぎたのかな....
涙がツゥーッと頬をつたった。
『あれ、お嬢ちゃん泣いてルゥ?』
ビクッ
『俺が慰めてあげよぉか?』
大人の男....ゾクッ
怖い....
『ほぉら....ね?』
助けて朝日ッッ!!!
ガシッ
『人の女に何してんだよ てめぇ。』
『朝....日....グスッ』
ホンモノ....だ。
『う、嘘だよーチッ』
男は舌打ちして逃げるように去っていった
ホッ
『笠原、!?何で泣いてんだよ!?
アイツになんかされたか?』
グスッ
『馬鹿....。朝日のせいだし。』
『え、俺....!』
朝日は戸惑いながら
『ごめん。もっと早く来てやれなくて』
あほ....。
それで泣いてるんじゃないし。
『私が泣いてるのは....
朝日が私を置いて行っちゃったからだよ。』
『ッッ....それは....ッッ、お前が、
岳とキ....キスなんてしてるから。』
『....あれ、してないから。』
『え?』
『キス、してない。寸止めだから。///』
・ ・ ・
『はぁぁぁ!?』
『朝日の角度からはそう見えたかも知れないけど....してないから。』
朝日は はぁぁぁぁとため息を着くと
『....俺、カッコ悪すぎだろ....///』
朝日は真っ赤にした顔を伏せた
『話があるの!か、....観覧車乗ろう....!!!』
『え、ちょっ』
グイッ
私は朝日の手を引いた
朝日....自分ばっか責めないでよ....
私だって、カッコ悪すぎるんだよ?
だからー....それを伝えなきゃ!!!///