愛というキモチのカタチ。
「はい⁈」


窓際にずさっと寄る。
何て言いました⁉︎今!


「正直結構狙ってる男いるよ、社内に。だから抜け駆けしてやろうと思ってたんだよな。」


会社でのキチンとした話し方じゃなく、明らかにプライベートな喋り方で話しかけてくる課長に驚く。


「あの…アタシ…」


何と返事をすればいいのだろう。

困っていると梶は空いていた左手でこのはの頭をポン、と撫でた。

「ま、仕方ないよ。万が一にも俺が彼氏になれる可能性はないんだろ?」


「ご、ごめんなさい、あの」

俯いたままそれだけ言うと黙り込んでしまう。
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