愛というキモチのカタチ。

ヒヤリとした感触が左手に伝わり、ハッとして左手を見ると。


「給料3ヶ月分とかいうけどさ、気持ちが大事だからな〜。」


憧れのエンゲージリングではなくて。


「これ…マリッジ?」

「だよ。俺も、コレ。」


掲げられた彬の大きくてゴツゴツとした左手にも同じリングがあった。


「あとは婚姻届を書いて出せばお終い。お前は永遠に俺のもの、ってわけ。」


…どこまでぶっ飛んでるの?この人。


「結婚の話をするとお前が辛そうにしてたのが気になってたんだよ。…結婚したくないのか、とか考えたりもしたしな。

そういうのはいつまでも放ったらかしにしてちゃダメだっておふくろに言われてさ。」


ニヤリ。


そう笑うと触れるだけのキスをした。


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