愛というキモチのカタチ。
それにしたって、用意周到過ぎやしないか?


結婚の約束をして約1年。
何も変わらないように思っていたのは自分だけなんだろうか。


変わらない毎日に不安を抱えて、いつか彬が背を向けてしまうんじゃないかと怯えていた。


「ね、このマンションってどうしたの??」



訊ねると、頭を掻きながら照れ臭そうに返って来た言葉。



「先月、ウチの取引先の社長がさ・・・自分の持ち物のマンションに空きがあって格安で売りに出すって話を俺にしたんだよ。

試しに見に来たらなかなかいい物件だろ?

その場で買っちまったんだよ。


お前に話したら怒りそうだったし・・・なかなか言い出せなくてさ。」


衝動買いかよっッ!!


ツッコミを危うく入れそうになったじゃないか。

< 131 / 224 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop