愛というキモチのカタチ。
紙をじっと見ると、そこには既に彬の名前などが記入されている。


ちゃんと結婚する気だったんだぁ・・・。

なんだか感動してうるっときちゃう。


「っていうか、遅刻するぞ?早く支度しないと。」



背中を押されて。


「はあい。あ、提出するの、一緒に行きたい!」

「ハイハイ、じゃあ仕事終わったら連絡しろよ?」


こうやって今までと何も変わらない様で何かが違う毎日が始まるんだ。



「よっしゃー!!!今日も頑張るぞー!!!」



ついつい気合が入ってしまって。
彬ちゃんが背後で大爆笑してた。


・・・いいもん。

嬉しかったんだもん。


< 142 / 224 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop