愛というキモチのカタチ。
だって。



比べられるじゃん。

果歩さんは美人でスタイル良くて。
アタシみたいなちんちくりんでペタンコなおっぱいじゃ、勝てっこない。


彬ちゃんの隣に立つのに相応しい人。


泣きそうになる顔を必死に化粧水で叩いて、メイクして誤魔化す。


結婚しよう、って言葉を信じてない訳じゃない。


でもいつまでも変わらない毎日に、まさか、もしかして、なんて負の感情が生まれてきて止まらなくなる。


ただの幼馴染だった時のが気持ち的には楽だったのかもしれない。
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