愛というキモチのカタチ。
「どうしたの?」

「いや、自己嫌悪。ごめんな。」

・・・もう。


「昨日から謝ってばかり。
聞き飽きちゃったよ?」


キッチンから朝ごはんを片手に持ってそう言いながら出てくると、あはは、と彬が笑った。


「このは、今日何処か出かけるか?」

「ううん、うちでゆっくりしたいなぁ。」

身体怠いし・・・。

「身体キツい?」

ニヤリと笑いながらそう聞くなんて、意地悪だ。
キツいに決まってるじゃん。

あんなに激しく求められるなんて思わなかった。

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