愛というキモチのカタチ。
「部屋に居ます、上がってください。」


「じゃ、遠慮なく〜!」



上がり込んできた彼は何やら楽しそうで。


「おはよ!川藤。」

「おぉ、おはよう。ってか何だよ朝っぱらから」


ニヤニヤした高橋はなんだか楽しそうで。

嫌な予感しかしない。


「予定なんかあるか?」

「いや、特に。それを話してる最中だったんだよ。」


満面の笑みをたたえたまま高橋が彬の肩を叩いた。

「丁度いい、お前モデルやってくれ!」



彬とふたり、顔を見合わせて首を傾げた。
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