愛というキモチのカタチ。
着替えてからそっと扉を開けると、そこにはもう果歩さんは居らず。



「からかわれてるだけだよ、このは。」


お茶を飲みながら悠然と座るスケベ親父…もとい、彬がいた。



「さぁ、今日はどこに行こうか。」



「そうだねぇ。」


朝ごはん後に部屋で寛いでいたら、離れの入り口にあるベルが短く鳴った。


「誰かな?」


立ち上がり入り口まで行くと。


「おはよ!あれ、川藤は?」


「高橋さん!」


入り口で元気いっぱいに挨拶するのは高橋夫婦だった。

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